中村ペンギン 外資系社員x元銀行員xペンギンによるこの世界の泳ぎ方

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メキシコ政府がトランプ大統領の意外な盟友? New York Times

New York Timesに記事が出ていました。

nyti.ms

 

メキシコとの国境にメキシコ政府に費用を持たせて壁を作らせる。

と主張しているトランプ大統領

その盟友は意外にもメキシコ政府だとの記事。

 

詳細は記事に譲りますが、

メキシコは両国の経済的、政治的な関係を重視し、

この件では穏便に済ませたいという意向が強いと報じています。

 

予算を拠出する、とメキシコ政府が言っているわけではないのですが、

メキシコは現在、アメリカで不法移民として国外退去させられた人や

メキシコを経由してアメリカへ正式な手続きなしで入国した人たちの

一時待機場所のようなことをしているみたいですね。

 

これぞパワーポリティックスという感じですが、、、

 

New York Timesが出している記事なので、

アメリカ向けの報道で、

トランプ大統領の強権的な政治が、

この件についてはメキシコ政府に効力を発揮しているということを

暗に言いたいのかもしれませんが、、、。

 

ただ、高級紙に分類されるNew York Timesの読者層と、

トランプ氏の支持層はかなり違うという話ですので、

そのような意図はあまりないかもしれませんね。

(この辺りをNew York TimesWall Street Journalなどの

アメリカの高級紙のフォローしかしていなかった我々日本は

トランプ大統領誕生のあの選挙戦で見誤ったんですよね、、、。

もっとアメリカの大衆紙を読むべきか、、、。)

 

そういえばこれ

大統領選後に読んだ本ですが、

かなりおもろいですよ。

アメリカの社会における白人労働者階級の現在が

白人労働者階級出身の弁護士による自伝兼文化論といった感じです。

日本語版で出ていますので安心してください。

トランプ氏の支持基盤とされる白人労総者階級の人々の世界がよくわかります。 

 

アメリカ人が今アメリカを知るために読んでいる一冊「ヒルビリー・エレジー」

 

さてさて、本題の記事のほうですが、

日本語ソースだけだとこんな話なかなか拾えないですよね。

でも、この記事オンラインのNew York Timesのトップページに出てますよ。

世界の動向を知るには、

やはり日本語ソースだけでは限界があります。

 

社会、世間に踊らされないためにも、

世界の流れ読み間違えないためにも、

英語はやはりこの時代必須です。